IE vs 天帝の剣の詳細な分析
やぁ。皆。TFTに登場するアイテムでクリティカルに関連する重要なアイテムといえば天帝の剣(以下SOTD)とインフィニティエッジ(以下IE)ですね。
まずは基本のどれだけダメージを与えるかを見てみましょう。
IEは非常にシンプルで、効果はクリティカルストライクダメージが200%増加します。IEの最低クリティカルオッズを考慮するとAAによって増加するダメージは44%です。
合成アイテムはBF二本であり、装備者に40ADのフラットダメージを追加します。これは星1のアサシンはダメージが60%増加し星2アサシンのダメージは30%増加することを意味します。
大体の場合ユニットは星2で運用される為平均してDPSの増加は約93%になります。
SOTDの場合はIEに比べ非常に複雑で、毎秒7%の確率でAAがクリティカルになります。アクティブになった場合、AAのダメージが33%増加します。しかも通常、この効果は戦闘の途中でしか活性化しないという事実を考えると、とても計算が複雑になります。
合成アイテムはBFとボウなので得られるステイタスからAA上昇ダメージは35%とAS増加によるUltの加速を計算すると単純なダメージ上昇率は効果発動後で87%になります。
結論1:純粋なダメージ上昇率で言えば殆どの場合SOTDよりIEに軍配が上がる。
しかしSOTDをアサシンで使用すると考えた場合アサシンのシナジーである(3)+125%(6)+350%のクリティカルダメージを与えるといった特性と相乗効果が存在します。
それを考慮すると3アサシンでSOTDの効果が発動した場合、基礎アイテムの増加分をあわせてダメージが+168%増加することになります。6アサシンでは+236%ものダメージ増加になります。
しかしこれらの計算はSOTDが最初の1秒でアクティブになることを考慮した計算になっています。よって、確率を確認するためにアクティブになる確率を示すグラフを作成しました。
これを見ると戦闘が30秒間続いた場合、約90%の確率でSOTDがアクティブになり、45秒で96%がアクティブになる事がわかります。
このグラフを利用し、アクティブになる確率と戦闘時間を考慮し計算すると以下の表の用になります。
SOTDダメージ増加 | 3アサシン | 6アサシン |
---|---|---|
10秒 | 80% | 101% |
20秒 | 102% | 136% |
30秒 | 117% | 158% |
IEのダメージ増加 | 80% | 69% |
IE/SOTDの損益分岐点 | 10秒 | 4秒 |
損益分岐点から戦いが長く続く場合、IEよりSOTDが良くなることがわかります。
ただこの計算では現在、後期のダメージよりも早期のダメージの方が価値があるということを考慮していないという点に注意してください。IEはこの点ではSOTDに対して優れています。
結論2:SOTDは3アサシン6アサシンの状況ではIEに比べてより多くのダメージを与えますが、IEはより一貫性があり早い段階でダメージを与えることが出来ます。
IEとSOTDについて考慮すべき追加事項:
- SOTDはアカリに対して非常によくマッチします。
- PDはSOTDに対して完全にカウンターを取れます。
- SOD+IEは非常に強力で、RFCがあればPDにカウンターを取れます。
概要:IEはSOTDに対して殆どのシチュエーションで遥かに優れたアイテムであり、SOTDは3アサシンか6アサシンでやや優れており、アカリにマッチします。
- RFC/IE/SOTDを積んだグレイブスは敵チームをワンショットできるポテンシャルがあるんだよな。
- ↑マジ?試したくてたまらんのだけどw
- ↑ヘクステックにやられるだけだからやめとけ
- SOTDはゼドにも凄くマッチするけど今アサシンはメタじゃないからな。
- ↑ブロウラー/アサシンはトップティアーだぞ。
- 分析ありがとう!ブレマスのドレイブン/ジンクスキャリーで使う場合はどうなんだろ?
- ↑SOTDはアサシンでのみIEを凌駕する可能性があるので普通はIEが優れたアイテムになります。

素晴らしい分析をしてくださったu/TFT_Analystさんに感謝。
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